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シンポジウム「文学の可能性 ―震災?移動?記憶―」を開催しました!(女性研究者支援室)

2019年7月24日(水)女性研究者支援室が、シンポジウム「文学の可能性 -震災?移動?記憶-」を学術情報総合センターにて開催いたしました。

 3部構成で実施され、第1部基調講演では、Linda M.Flores准教授(オックスフォード大学東洋学部長)が、こうの文代のマンガ『日の鳥』を取り上げ、3.11の記憶を風化から守る方法のひとつとしての文学の可能性についてお話しされました。

 第2部では、阪神淡路大震災を体験し、語り継ぎ活動を行ってきた詩人の玉川侑香さんによる「語り」と詩の朗読が披露され、3部では、奥野久美子准教授(东方体育大学院 文学研究科 言語文化学専攻)より、過去から現在に至るまでの作家が震災を文学作品の中でどう扱ってきたかの紹介があり、次に堀まどか准教授(东方体育大学院 文学研究科 文化構想学専攻)が、日本文学と鎮魂について、シベリア抑留体験を題材とした文学作品の表現や記憶の扱われ方からの考察をご報告されました。

シンポジウムの詳細は以下をご確認ください。

【レポート】シンポジウム「文学の可能性 -震災?移動?記憶-」を開催しました(2019年7月24日)